しあわせなお産への「心もち」
これから出産されるあなたへ。
助産師さんも、産婦人科のお医者さんも、やってくれるのはお産のお手伝いです。
万が一、うまくいかない時に手を貸してくれる役目です。
お産という自然のいとなみを他人事にせず、しっかりと向き合って後悔のない「納得のいくお産」をしてください。
そうして迎えたお産は「しあわせ」で、きっとその後の人生を豊かにしてくれますよ。
「妊婦」になっても「妊婦」なれない社会。
共働き、核家族の時代、やさしい妊婦生活が送れなくなりました。
お仕事をしていたり、上のお子様がいると、どうしても思い通りにならない、ムリすることがでてきます。
最初のうちは大丈夫かもしれませんが、どんどん体も変化してくるし、次第に「心と体」にストレスが溜まってくるものです。
「いつも通りを目指さない」ことが大事。
過保護になりすぎてもよくありませんが、「余裕の笑顔」が保てる6割行動で過ごしましょう。
出産、育児へ向け「体力」を温存です。
「体の声」は赤ちゃんからの大切なメッセージです。
妊娠すると、ホルモンバランスが変化し、お腹が大きくなることで体にはさまざまな症状が現れはじめます。
そのママが感じる心や体の辛さは、赤ちゃんも同じように感じています。
つわりが酷い、腰が痛い、お腹が張る、足がむくむ、逆子…など
言いかえれば、
目や頭の使い過ぎているよ、運動不足だよ、話しかけてくれないね、寂しいなぁ、姿勢がまるくなってるよ・・・
話すことのできない、赤ちゃんからのママへの大切なメッセージでもあるのです。
赤ちゃんが2人とって「やさしいお産」へ導いてくれているのです。
しっかりとメッセージをキャッチして、共に健やかに成長するときです。
十月十日は自分の心と体を整えるための時間です。
病院、雑誌、情報サイトは、どれを見ても聞いても、アドバイスは「早寝早起き、よい食事、冷やさない、体を動かす」でしょう。
それは、お産は、病院の先生や助産師さんが「産ませる」のではなく、ママと赤ちゃんが力を合わせて「産み、生まれる」ということだからです。
その2人の力が十分発揮されるためには、あなたが主体的に妊娠中の「心と体を整える」ことがとても大切です。
妊娠期間の10ヵ月は赤ちゃんが大きくなるためだけでなく、自分の心と体を整えるための時間でもあるのです。
「一日の過ごし方」「食事の摂り方」「生活スタイル」「心の在り方」などを整えて、お産に臨んでいただきたいと思います。
追伸
”赤ちゃんに出会える楽しみや、無事生まれてくるのかなという不安は、何度妊娠しても変わらないもの。”
3人目のお子様を妊娠され、妊婦整体を受けて下さったママさんの感想にあった一文です。
妊婦さんの心境そのもので、いつも私の心にあります。
あなたの不安が、自信にかわりますように。
心を整え、体を整え、安心してお産の日を迎えることができますように。
私は全力でサポートします。